大切にしたい想い
- 従業員が仕事を楽しんでこそ
良いサービスは生まれてくる 私がこのホテルでとても大事にしていることは、仕事を楽しんでもらうことです。やはり良いサービスというのは、従業員が仕事を楽しんでいてこそ生まれるものです。従業員が楽しく仕事ができること、風通しの良い環境、コミュニケーション。この三つを常に私は大事にしています。
その実践として、月に1回、毎回4〜5人の従業員たちをアフタヌーンティーに招いて、膝を突き合わせて話す時間を設けています。私が何か発信するというよりも、従業員の皆さんから「こうしたらこのホテルや会社がもっと良くなるのでは」という、率直な意見を聞くのが目的の時間です。
1973年生まれ。1994年、パークハイアット東京入社。
ハイアット・リージェンシー・サイパン、グランドハイアット香港、マンダリンオリエンタル香港で海外経験を積み帰国。
その後、ザ・リッツ・カールトン東京 営業部長、フォーシーズンズホテル東京丸の内セールス&マーケティング部長、マンダリンオリエンタル東京 副総支配人 セールス&マーケティングなどの要職を経て、2018年6月、HOTEL THE MITSUI KYOTO 総支配人就任。
想いを体現するために
- 従業員の皆さんのアイデアが
ホテルをさらなる高みへ導く 2020年の11月に開業したまだ若いホテルなのですが、私たちはフォーブス・トラベルガイドでの5つ星獲得をはじめ、多くの成果を上げてきました。
しかし私たちは、そこで満足しているわけではありません。まだまだこのホテルには可能性があると考えており、新しい従業員の皆さんから、新しい文化、新しいアイデアをどんどん取り入れ、さらなる高みをめざしていきたいと考えています。
共にめざす未来
- ホテルブランドを創り上げる
このうえない喜びを、共に このホテルで働く一番の魅力とは、ホテルブランドを一から自分たちで創り上げることにあると考えています。私自身はこれまで、さまざまなブランドを持つホテルで働いてきました。しかし従業員の皆さんと一緒に、一つひとつを話し合ってホテルを創り上げるというのは初めての体験であり、そこにこのうえない喜び、ホテリエとしての醍醐味を感じています。
その喜びを、ぜひ新しい仲間とも共有したい。皆さんにお越しいただくことを、楽しみにしています。